ブルーベリーは家庭菜園でも人気があります。
ベランダやリビングでも栽培可能なのも魅力の1つです。
果実に含まれる抗酸化物質による高い健康効果にも注目が集まっており、人気の作物です。
作物を育てる喜びを味わえると共に、収穫の喜びや食としていただく美味しさと楽しさ、子供との思い出作りに、作物を育てる経験を。
ブルーベリーの種類や育て方
ブルーベリーの苗木の選び方など初心者向けの記事を書いていきます。
家庭菜園でも充分に楽しめるブルーベリー栽培を始めてみましょう。
ブルーベリーの魅力
・低木で管理がしやすい
家庭菜園や鉢植えで、家族で楽しむのにもってこいの作物です。
・日本各地で栽培ができる
寒冷地方、暖地に適した品種を選ぶことによって日本全国で栽培が可能です。
・もぎたて新鮮なブルーベリーを味わうことができる
その日に収穫できた新鮮な完熟のブルーベリーを楽しむことができます。
そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトやアイスクリームに乗せたり、余った場合はジャムやソースに加工したり、冷凍保存をして違った食感でいただくことができます。
ブルーベリーの1年
萌芽→開花→果実肥大→花芽分化→休眠のサイクルを毎年繰り返します。
ブルーベリーの種類
・ノーザンハイブッシュ系
最も歴史が長く、寒冷地に適します。
果実は大きく、糖と酸味のバランスが非常に良いです。
・サザンハイブッシュ系
温暖な地域でも栽培できる品種改良された品種です。
果実の大きさは中くらいで、糖と酸味が強く、甘みを感じる品種が多いです。
・ラビットアイ系
温暖な気候に適した品種です。
果実は小さめで丸く、糖度と酸味が強く酸味を感じやすい品種です。
・ハーフハイブッシュ系
ハイブッシュ系と樹高の低い野生種とを掛け合わせて、より寒冷地方に向くように改良された品種です。
品種選びのポイント
・自分の住んでいる場所に適している品種を選ぶ
ノーザンハイブッシュ系は、関東より北の寒冷地に適しています。
サザンハイブッシュ系とラビットアイ系は関東より西の温暖な地域に適しています。
地域に合った品種を選びましょう。
苗木の選び方のポイント
・健康な苗木を選ぶ
・芽がたくさんついているものを選ぶ
・葉の緑色が濃く、枚数の多いものを選ぶ
・根がしっかり張っているものを選ぶ
株元の枝に触れて、グラつきがないか確かめます。
・品種名が明確なものを選ぶ
品種が分からないと管理方法も分からなくなるためです。
ブルーベリーの実をなりやすくする方法
・ハイブッシュ系は自家結実性(自分で実をならせる)の品種がありますが、同品種(ハイブッシュ系を2品種)をそばに置いた方が結実率は高まります。
・ハイブッシュ系とラビットアイ系ですと、結実率は大きく下がるので注意しましょう。
・ハイブッシュ系を植える場合はハイブッシュ系を2品種、ラビットアイ系を植える場合はラビットアイ系を2品種植えるようにしましょう。
ブルーベリーの鉢植えに必要な物
・鉢
・小さめの家庭菜園用のスコップ
・ジョウロ
・ピートモス
・培養土
・鉢底石
・鉢底ネット(端をカットして使いました)
・パークチップ
鉢底石と鉢底ネットがセットになっている物もあります。
実際にブルーベリーを植えてみよう
・バケツなどにピートモスを入れ水を入れながら、かたまりがなくなるまで混ぜ合わせます。
・ブルーベリー培養土を入れ、ピートモスと1:1の比率にしてさらに混ぜ合わせます。
・鉢を準備します
・鉢の底に鉢底ネットを敷きます
・土が流れ出るのを防ぎます
・鉢の底が見えなくなるぐらいに鉢底石を入れます
・土の排水性や通気性を良くして、根腐れを防ぎます
・苗をポットから外したら、土を軽くほぐします
・土の量を調整しながら真ん中に植え付けます
・周りの土は指で押しながらつめていきます
・両手でギュッと押して平らにしたら、2〜3センチのウオータースペースを作ります
・最後に表面にパークチップを敷きます
・パークチップは土の水分蒸発を防ぎ、土の乾燥を予防し、雑草の発生も抑えてくれます
・ブルーベリーの株元に向けて水を与えます。
鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えます。
・日当たりの良い場所に置いて管理します。
ブルーベリーの管理方法と特徴
・水はけの良い土壌を好む一方で、極度の乾燥を嫌います。
水切れを起こしやすい鉢植えでは、こまめな水やりがかかせません。
夏場は朝と夕方に水やりを行います。
夏は軒下に、冬は小屋があれば小屋の中に鉢を移動させて暑さと寒さ対策をしましょう。
植え付けから2〜3年に1度大きい鉢に植え替えをします。
5月頃に固形肥料を円状に施します。
初心者向けのブルーベリー栽培セット↓
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まとめ
家庭菜園でも充分に収穫を楽しめるブルーベリー。
子供とも作物の栽培を楽しめます。
家庭菜園や趣味としてもオススメです。
収穫の時期にはもぎたて新鮮なブルーベリーを美味しく食べる事ができます。
庭のシンボルツリーにする人も増えています。
初心者でも育てやすい、ブルーベリー栽培を楽しんでいきましょう。
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